ハウルの動く城

う〜ん、すごい違和感。のっけから、「ええ!ハウルって王子様?『白馬に乗った王子様』見にきたつもりはなかったんだけどぉ〜。」と引いてしまう。原作たぶん読んだの2年ほど前?とっくに忘れてる。ハウルとソフィーの間に甘いムードってナニ??ずっと、口げんか(価値観のすり合わせ、ともいう)してたような?ハウルと「颯爽」とは縁がなかったと思っていたよぅ!そういえば、女の子ナンパしてたんだよねぇ。ソフィーに見せるのがホントの顔だったのかあ。う〜ん、原作のほうがごちゃごちゃおもしろいな。映画は説明不足?本当にこれだけ見て理解できるの?映画の中でソフィーが花咲き乱れる湖畔(湖には山が写)で感激してたけど、あの光景は、きっと冒頭場面にもあった黒煙もくもくの汽車と工場の煙突の街風景の対極としてあるんだろう。でも人っ子一人いない湖畔だよ?アンマリ魅力感じなかったのはアニメですよといわんばかりの色合いのせい?飛行物体のほうがおもしろそうだった。戦争の道具で良くないものを表わしてると思うけど。全体的にハウルのかっこよさに焦点がある?ソフィーの芯の強さ、逆境でも笑い飛ばすような頑張りが今一歩出てない?