空ノ鐘の響く惑星(ほし)で〈6〉 (電撃文庫)

ちょっとおもしろくなってきましたよ。と、まるで今までがつまらなかったようなことを言ってはいけませんねえ。十分だったんです、何せお付き合いもすでに6巻目ですゆえ。でも何か物足りなかった。お家騒動、隣国の侵略の脅威、神殿と宗主国の圧力っていうのなら何も珍しくない。フェリオ君もウルクちゃんもかわいいけど。くせ、なさすぎだし。空の鐘がならなくってもいいわけですし〜リセリナたち「訪問者」が物語にからんでくるも必然性が弱かったわけですよねえ。いや、のっけから国王と皇太子殺してたんでしたっけ。それでもよくわからなかったんですよ存在意義。やっと、やっとですよ。6巻目にして!御柱が話題の中心に戻ってきました。ディルフィニア戦記でいえば、初めの暴れん坊将軍編が終わって次の展開ってことでしょうか?ワクワク、って続きが、つづきがぁ〜。お家騒動編みたいに手早くたたまれないことを願ってますよ。