王狼たちの戦旗(下)

王狼たちの戦旗 (下) (氷と炎の歌 2)

王狼たちの戦旗 (下) (氷と炎の歌 2)

怒濤の展開です。え!この軍勢は何?彼はどうなったの?これからどうなるの?という場面があっちでもこっちでも…物語を語る視点がプチプチと切り替わり、その度に事態が動いていたり時が経っていたり。もう4巻目ともなれば慣れてもよさそうなのに、それが残念だったり、小気味よかったり、その時々で感想も様々。悪役のはずの小鬼視点もその兄姉たちもだんだん味を出してきて、善悪の戦いという西洋思想とちょっと違うところもよい。さてスターク家の子供たち(主人公だよね?きっと!)またまた受難(?)の旅に出たのかなあ?
しかも見事に1人ずつ別々の。